追跡・三浦樗良

著者
愛知県立芸術大学名誉教授
皇學館大学元教授 文学博士
清水 孝之  著
出版年月日
平成3年 7月
製本
A5判 373頁
ISBN
978-4-87644-083-2
本体価格
6000円

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詳細説明

文部大臣賞受賞

中興俳壇に活躍して蕪村・几薫らと共に天下に名声を博した伊勢の樗良。 明治の子規が珍重したにも拘らず、 その全貌は極められていない。 知られる限りの資料を丹念に読み解いて新しい樗良像に照明を

目 次

第一章 序説
 1.略伝
 2.子規と紅録

第二章 南紀逃亡
 3.宝暦前後の伊勢俳諧
 4.初期作風
 5.『白鳥鴉』
 6.『白鳥鴉集附録』の鑑賞
 7.『ふたまた川』と『任午陽春之吟』
 8.逸漁宛書簡

第三章 『我庵の世界』
 9.『我庵』の成立
 10.『我庵』の鑑賞
 11.加賀既白と樗良
 12.伊勢派の復古先陣論争

第四章 江戸体験と湘南回心
 13.「遊大島賦」
 14.江戸体験
 15.〔鎌倉・小田原紀行〕

第五章 俳諧師の旅
 16.〔京地旅行〕と『此あかつき』
 17.明和年間の鳳尾庵坡灰
 18.春帖と小刷物の続刊
 19.北越・北陸行ー『石をあるじ』
 20.〔自筆本句集〕
 21.播但行ー青蘿編『骨書』

第六章  蕪村一派との交流
 22.安永二年春ー蝶羅の訪問
 23.安永二年秋ー『此ほとり一夜四歌仙』
 24.『あけ烏』から『続明鴉』へ
 25.安永三年の「梅」と「菊」
 26.大魯との交友と絶交

第七章 月下遊行
 27.安永五年ー無為庵の京移転
 28.安永六年ー『花七日』と『一日行脚』等
 29.門人たちの撰集活動

第八章 終焉
 30.樗良と暁台ー似鳩の眼ー
 31.終焉ー「冬瓜の腫れ病ひ」
 32.追善ー全集の企画

第九章 補遺五篇
 33.樗良と初号と「荘子」
 34.暢上人羅外
 35.前山ー最後の花見
 36.妻かよ女と女紫蘭
 37.排画譜三浦樗良略年譜

あとがき