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文人たちの紀伊半島 ー近代文学の余波と創造ー

著者
皇學館大学文学部教授
半田 美永 著
出版年月日
平成17年3月
製本
B6判 257頁
ISBN
978-4-87644-120-0
本体価格
1,600円

※表示価格は全て税抜価格です。

詳細説明

深山幽谷に秘められた聖地への憧れ、近代の文人たちが志向する曼荼羅図絵。

紀伊半島に波及する近代と、歴史的風土が創造する文学世界を検証した初めての書。

目 次

1.自然と風土

 紀伊半島・和歌山と近代の文学

2.文人たちの紀伊半島

 桜田百衛/佐藤春夫/谷崎潤一郎/若山牧水/中里介山/明石海人

 /沖野岩三郎/西光万吉/折口信夫/岸田國士/阪中正夫/有吉

 佐和子/中山義秀/稲森宗太郎/上山草人ら二十八人の文人たち。

 子規門下の河東碧梧桐と熊楠との出会い。

 クラリネットを得意とした田園詩人上政治。

 和歌山に来た漱石など。

3.文化的土壌の確認とその意義

 紀伊半島文学史への試み

参考文献一覧

 日本近代文学史要約年表