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著者は、本学元学長の谷省吾名誉教授。本書は、著者が担当した本学教育学科「教育哲学」の講義骨子と、教育に関する文章を加えて一書としたもの。吉田松陰、中江藤樹といった日本の先哲、また、フィヒテ、グリム兄弟といったドイツの哲人の事績を辿り、教育の使命と教師の倫理を述べる。 文章は平明かつ簡潔であるが、思索は奥深い。教員を志す者だけではなく、教育と教師の重要性を知るためにも、広く一般の社会人にも味読を勧めたい。