明治の精神

著者
皇學館大学元教授
荒川 久壽男 著
出版年月日
昭和62年12月
製本
B6判 458頁
ISBN
978-4-87644-067-2
本体価格
2000円

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詳細説明

世界史的な広い視野から明治を人物・教育・政治・文学等に焦点をあてて、 日本の歴史の中での正しい位置づけを探り、 更に近代西洋を日本の立場から批判した、著者の三十余年に亘る警世の評論集。

目 次

第一章  明治の精神
 1.明治のこころ
 ・夏目漱石の「心」
 ・星落秋風五丈原
 ・森鴎外の「栗山大膳」
 ・国木田独歩の「日の出」
 ・岡倉天心と「東洋の理想」
 ・樋口一葉の日記
 ・正岡子規の「竹の里歌」
 ・ベルツの日記
 ・川合清丸の仏教演説
 ・歌人長塚節の書簡
 ・森鴎外の「高瀬舟」
 ・菅沼清風の書簡
 ・石光真清の「城下の人」
 ・福沢諭吉と金玉均
 ・天田愚庵の歌
 2.明治天皇の御聖徳を仰ぎ奉る
 3.明治の大臣宰相
 4.明治の国民教育
 5.学問のすじ
 6.井上毅の思想
 7.杉浦重剛と日本主義
 8.乃木将軍の精神
 9.明治における草莽のこころ
 10.広瀬中佐の「航南私記」
 11.幸田露伴のこころ
 12.落合直丈と鮎貝槐園
 13.日本の心と現代俳句
 14.近代精神史試論
 15.明治における一枚の絵をめぐって
 16.明治文学についての断片的覚書

第二章 維新と昭和
 1.旅
 2.歴史の深淵とそれを乗りこえるもの
 3.汝の立つところをふかく掘れ
 4.黄昏と混迷
 5.近代日本政治小史試論

第三章 近代西洋の批判
 1.西洋近代思想の終焉
 2.マルクスを超えて
 3.ドストエフスキー素描
 4.ジャン・ジャンク・ルソー小論